origami-69 [テントのある風景]
富士の麓、やまぼうしキャンプ地での夜のテント風景。
「なぜそこに日本人」という番組で使用したいとご連絡をくださり
無事にOAされておりました。
制作会社からのご依頼で、後日番組のダウンロードをもらえました。
ヒマラヤかどこかで、死に別れた旧友との山登りの思い出を回想する挿絵でした。
そういえば最近、テントも張っていない、大好きな旅もできていないことに気づきました。
origami-36 [テントのある風景]
シチュエーションによってテントを選択するが
基本一番安心できるのが、このスノーピーク社製のテント
寝室スペース、前室ともそれなりに確保されており
テント生地もやや厚めで自立する
もちろん一人でも楽に設営できる点を考えると
王道的なテントです。
ただ友人たちとのキャンプだとどうしても寝るだけテントの方が
楽なので、設営する機会は限られる
設営は晩秋~冬の間かなぁ・・ 夏だとちょいと暑いんです。
origami-29 [テントのある風景]
雪に埋もれつつあるテント
雪道ではありえない2駆&ノーマルタイヤ
決して溶けることの無い・・林道の凍りついた登り坂
全く気にしていない無神経な私。
さて・・ ここで問題。
私はどのように帰宅できたでしょうか?
① タクシー
② 自動車を置いて電車
③ 通りすがりの軽トラに坂道を引っ張ってもらった
④ JAF
⑤ 強引に
意外と雪中キャンプは温かでした。
origami-25 [テントのある風景]
私はイモムシと名付ける
友人にはモスラと言われた。
スウェーデン製のヒルバーグ社のテント
9万円近くもしたというのに・・ イモムシやモスラというネーミングが
ピッタリ過ぎて・・。
軽くて雪には強いテント
前室も広いが自立はしないのでペグダウンする必要がある。
ちなみにイモムシやモスラのように動くことは無い(たぶん)
テントのある風景-23 [テントのある風景]
手前のテントが私のテントです。
コールマンファッドx3というテントです
寝室スペースの前に雨でも濡れないように前室が確保された設営も楽なテントです。
写真中央スペースがリビング
ここで延々と語らい調理楽しみ飲んで食べて過ごします~
「キャンプにスパイスを」の料理たちはここから生まれて私たちのお腹へ消えて行きました・・・(笑)
テントのある風景-22 [テントのある風景]
「夕暮れ」
私はテントを人々と離れて張る習性がある
孤独を趣味にしている訳でもないが
遠い誰もいない場所にテントを張るにはひとつ理由がある
スライムのようなテント
私の愛すべきモンベルのテントだ
テントはいくつも持っているくせに
いつも車に積んでいるのはスライム君。
スライムは呼吸する
テントに命が宿る・・・そんな星降る夜に。
IST-116 [テントのある風景]
過去に何度かたった一人。
たった一人で誰もいない牧草地で
テントを張りました
気の合う仲間とよくキャンプをします
それでも、ごく稀にたった一人
そしてできる限り誰もいない場所でテントを張って
過ごします
日常生活では決して味わえない何かへの畏怖や
自然の中に溶け込めるような一瞬が忘れられません。
テントのある風景-21 [テントのある風景]
「私は臆病で怖がりな人間です」
そんな人間が全く誰もいない場所で
テントを1張り・・・
夜はとてもとても怖いです
なぜならば・・
「私は臆病で怖がりな人間」だからです。
もちろん幽霊が訪れることもそれよりも恐ろしい
人間が訪れることもありませんでした。
それでも小さな物音がするたびに小さな恐怖を覚えます。
「早く・・夜明けを・・」と切望します。
~ただ、空だけは満点の降り注ぐような星空なんですよ~
テントのある風景-20 [テントのある風景]
語り合いの後・・・
静かなテントのある風景に
ランタンだけが見守ってくれているようでした。
闇は決して悪いものじゃない
そんな闇を演出してくれる穏やかなランタンに
心奪われる・・ そんなキャンプを楽しんでいます。
テントのある風景-19 [テントのある風景]
親父たちの夜は長い
語らいは緩やかで穏やかで
時に刺激的で
やや冷え込み始めた秋の夜には
傾けるグラスに熱燗を
焚き火の温かさを有り難く思える
季節が・・
また今年もやってきたようだ
2010.10.16