サービスとタイミング ~北新地~ ① [食の風景]
基本的にナイフとフォークの世界は
肩が凝るし・・好きでは無い。
年に何度とない機会
日本食材をイタリアン風で創作される
素晴らしいお店にお伺いすることができた。
そして・・実に驚いたのは・・ お酒にまでコースがあった!
4500円で料理に合わせたワイン5杯と日本酒を1杯。
コース料理とは別ながら普段、絶対グラスワインでは味わえない
お酒たちとのお見合いができる!
料理にどのようにあわせるのか・・
いつもはパック入り焼酎を飲んでいるのに・・
ここは思いっきり楽しんで、うんちくを楽しもうと思った・・
そんなスタートはスパークリングワインで始まる。
食前酒としてはティオぺぺ大好きなんですが・・
まぁ・・ボトルでスパークリングワインは頼めないし
グラスワインで注がれてうんちくを聞くにあたり・・
これは楽しめそうな時間が訪れそうだと確信した。
続く・・・
IST-90 「幻」 [食の風景]
確かに正月に見たはずの・・「火の鳥」がいない
堂々とお昼から、いや正直に言うと朝からワインを飲みながら
日本酒を飲んでいた・・・
確かおいしいお節料理も戴いたはずだ
そんなときにあの・・「火の鳥」が現れたはずなのに・・
この写真にもあの写真にも
もうあの「火の鳥」を見ることができない。
IST-59 「dance」 [食の風景]
今頃ダンスを楽しんでいる頃だろう
コツコツとした音と蒸気で誘われるがまま・・・
キャンプ道具とごはん鍋で
ダンスホールを少しだけ味わうことができた
天高く馬肥ゆる秋・・肥ゆりたくない私
悩ましい秋が始まりました・・・
IST-42 「サービスとタイミング-5」 [食の風景]
タイミングの素晴らしさに真昼間からお酒を3杯・・
そしてフォークを使える料理たちと白昼夢のような時間を過ごした・・
その少しばかりの・・お昼に飲んだ幸福感と満腹になったお腹を
労わりながら・・・ 大阪の街をゆったりと歩く。
そして・・・ 一緒に戦った?友人からおそろしい一言が・・・
「うなぎ食べた~い!おいしい鰻屋さんがあるよ」
そして・・・私は拉致された・・・
お店で鰻屋のおっちゃんに・・ 「ご飯半分で・・」とお願いするも・・
最後には残りわずかで・・ギブアップ。
私は鰻との格闘の末・・完敗した・・・(終)
(た・・タイミングが・・・ぁぁぁ・・)
※ サービスとタイミングでお食事を戴いたのは・・
ハービス大阪の 「KIHACHI」 さんでした。
お昼のコース料理で今回は・・・ 3500円だったと思います。
まだお安いお昼のコースもございます。
素晴らしいサービスをどうもありがとうございました。
IST-41 「サービスとタイミング-4」 [食の風景]
戦いに勝ったと意気揚々の私に
その戦利品なのか・・最後のデザートが運び込まれる。
グラスワインの残りが無くなり、ごくわずかなタイミングだ。
エスプレッソの香りとともに、デザートを戴きながら・・
ふと・・サービスとタイミングについて考えてみた。
過剰なサービスは嫌いだ。
テーブルをじっと見ていれば、誰にでもグラスが空いたとか
次の料理のタイミングがわかる。
そういう見られていることがわかってしまうサービスは嫌いだ。
サービス料を取るお店は世の中にたくさんあると思う。
ただし本当にそのサービス料が・・必要???と思うことも実際ある。
そんな中・・実に素晴らしい、決して過剰ではないサービスを受けたような
気がした。
タイミングが大切なんだと・・ 思いながら、心地よい白昼夢のような世界を後にした。
・・そしてなぜか最後に私は負ける。
つづく・・
IST-40 「サービスとタイミング-3」 [食の風景]
「では白ワインでお願いします」
(ここは・・ウェイトレスさんに転がされているピエロの役目だ)
と自分勝手な思い込みで3杯目を戴くことにする。
これまたタイミングよく温かいお皿に
お上品なわずか、2口分くらいのパスタがしなやかに運び込まれた。
ここは・・一息おいて・・作戦を練らなければ・・
私は本当に別世界へいってしまう・・・。
フォークとスプーンでパスタを丸めるのに手を焼きながら・・
時間をかけてパスタを戴いた。
パスタを食べ終わり、これまた絶妙のタイミングで
メインの鯛と季節の野菜のポアレが運ばれてきた。
(ふふふ・・ まだ白ワインは残っている・・ 私は勝った!)
・・・といったい誰に、そして何に勝ったのかは不明であるが・・
引っ張ります・・つづく。
IST-39 「サービスとタイミング-2」 [食の風景]
お勧めのグラスワインを少し残しながら
会話を楽しんでいると、うまい具合に前菜が運ばれてきた。
何と言ったか不明だが選べる前菜のうち、私はアボガドとマグロの
ナントカを注文していた。
その何と言ったか不明の前菜を一瞬で平らげると
予想外の光景に目を疑う・・。
なんとグラスの赤ワインはいつの間にか・・
底をついているではないか!
(ガーン・・ こんな暗がりなお店とはいえ・・さすがに
真昼間から・・2杯目を一瞬のうちに葬り去る、しかもTシャツ短パン姿の私を・・
さて・・先程の笑顔のウェイトレスさんはどう思っているのだろう・・・)
そんな私の動揺も次の一瞬で・・ここは別世界なんだと確信する。
「お飲み物はワインでよろしいですか?」
・・もう私は・・仏陀の手のひらの上で転がされている・・。
いや・・実は転がしているのはこちら側だった・・
そんな結末にしたいのだが・・・。
さらに続く・・・
IST-38 「サービスとタイミング-1」 [食の風景]
「タイミング」
誘われなければ行くことの無いフォークが並ぶレストラン。
タキシード姿のウェイターに連れられて・・ お昼だというのに
薄暗いテーブルへ通された。
「お飲み物は?」
メニューを見るとティオぺぺがあった。
迷い無くお昼からお酒が飲める・・
いやこの空間だけは・・まるで夜のようだ。
お昼だということはすっかりと忘れて・・
ティオぺぺをあっさりと飲んでしまうと
さりげなく・・実にさりげなく近寄るウェイトレスの女性。
「前菜に合わせてもう一杯いかがですか」
そのさりげない振る舞いと素晴らしい笑顔に
迷うことなくお勧めのワインをいただいた・・
実はこの時点でまだ前菜が運ばれていない・・
なぜならば・・入店からわずか10分ほどしか経過していないからだ。
「しかし・・そんなことはどうでも良かった」
続く・・・
※2010年8月15日。 ハービス大阪にて※
IST-14 「回路」 [食の風景]
「午後11時」
仕事から帰宅し
シングルモルトウィスキーを
飲んだ
仕事は疲れるものだ・・
仕事はこの1杯のためにある~
世の中美しいものは美しい
うまいものは旨い・・
脳ミソの「回路」を強制終了させることにした
~IST-12 「昼下がり」 [食の風景]
「泡立ちが良いグラス」を買ってみた
確かめる必要があった
「仕方が無く」日曜の昼下がりに
ビールを注いでみた