IST-104 「故郷の星たち」 [街の風景]
「井の中の蛙大海を知らず」
私は「井の中の蛙内海すら知らず」なのかも知れない
十数年過ごした故郷で
美しい風景を再発見し続けたいと思います
※ 神戸ポートタワーと三ノ宮より 2011年初春にて ※
IST-101 「眠りへ」 [街の風景]
神戸高架下といえば・・
たくさんのレアな個性のあるショップが軒並み立ち並ぶ
神戸独特の風景が存在する
あれだけの賑わいも・・
閉店を過ぎれば静かな時間を迎える
単なる道としてここを・・昔、毎日通勤で歩き続けた。
「なんでも屋」
私は関西らしいこの看板と
この閉店の静かなこの帰り道が好きだ
IST-98 「箱の中」 [街の風景]
箱の中に押し込められて
自らの意思で無い世界を覗かされ
きっちりと区切られた時間の制約にうんざりとし
ただただ作られたレールの上を走るのはとても苦手
行きたくも無い免税店を何軒か
はしごをさせられて
台湾の何が見えようか。
私は問いたい。
※ 写真はとある台湾の場所で
次の集合時間までの1時間を過ごした椅子からの風景 ※
台湾は素晴らしい国でした。
強制がんじがらめの会社旅行でしたが
わずかな自由時間を思いっきり楽しみました。
IST-97 [街の風景]
浅草の通称「ホッピー通り(煮込み通り)」で
友人と昼下がりに数件を「はしご」する
2月気温は10度以下だというのに
道沿いに無造作に並べられた机と椅子に
満員のお客が・・酒を酌み交わす
隣に競馬新聞片手にしかめっ面で酒を飲み
楽しくカップルが14時だというのに酒を飲み
老若男女にかかわらず・・ 酒を飲む
浅草の下町のわずか数十メートルのその通りに
幾つもの宝物が落ちているに違いない
ホッピーと煮込みをつまみながら
私もその一部に溶け込んだ・・そんな気がした2月午後の昼下がり。
※ 18日より台湾を再訪します。10年ぶりに
どのように変化しているのかを楽しみにしております ※
IST-92 「路地裏」 [街の風景]
「10年前も変わらなかった風景の破片」
変わらない風景を撮影しました
神戸三ノ宮の裏通り
幾つの時を数えても
汚い風景だけど、可能な限り歩いて感じたい風景です。
12月末日。
この凄く短い路地裏にも
2011年へのカウントダウンが訪れます。
凄く短いこの「道」に
様々なドラマがあるかはわかりませんが
様々なお店が存在します
いつも行列の絶えない汚い街の中華料理
その真逆の高級な寿司屋と鰻屋
ビールと餃子しか無いいつも満員の餃子屋
カツ丼屋もあり得ない小さな店舗で毎日満杯。
路地裏にはごく個人的な世界が1秒をも進ませない
そんな風景を今なお残し続けております・・・
IST-91 「非常灯」 [街の風景]
見えない人と見える人の境界線
彼らには決して見えないであろう非常灯
私にはくっきり見える非常灯
消し去りたいと思う非常灯
不釣合いながらそれも悪くないと思う非常灯
IST-89 「カケラ」 [街の風景]
「そのピースを拾い集めても 決して完成することの無いパズルの世界」
※ なんでしょうか。この写真・・・。ここは大阪の空中庭園展望台、何度も
登りましたが夕暮れに初めて登りました。壮大な風景に沈み始める夕陽と薄暮の世界・・
とても美しい大都会の風景なのに・・その感動のカケラも写せていない~!
今回はデジイチ無しの手持ちでしたが・・ じゃぁ・・デジイチだったら??と考えても
とてもそのピースを拾い集めても完成する絵には届きません ※
そんな2011年の始まりでした・・
IST-63 「繋ぐこと」 [街の風景]
繋いでいくことの難しさや
繋いでいくことの重要性
父から子へ子から孫へ
次世代へ繋いでいく・・伝えていくことが
とても大事なことが、世の中には幾つかありますね・・
IST-36 「空虚-2」 [街の風景]
一歩路地に入り込むと
先にイタリアの国旗
雑然とした古びたビルに一輪の花か。
空虚の中にも華やかさあり。
華やか過ぎるこの街の
空虚さはたまらない。
こんなところにも
空虚感の残る風景が・・・
大阪駅前ビルもすでに休息しているようだ・・
大都会にも幾ばくかの休息が支配する。
IST-35 「空虚-1」 [街の風景]
「大阪北新地」
年に数度訪れるこの街にも
空虚感を近年感じる
当然ながらお盆の季節は
閑散としているのだが・・・
大都会の空虚感がたまらない
輝き続けるエスカレーター
ただ決して動こうとはしない
この無機質さも悪くない。
街の向こうの都会のビル郡も
本日は休息日なのだろう・・・